| fabuland関東も梅雨に入りました。空がどんよりしていて、雨が降る毎日です。みんなそろそろお天道様が恋しくなっていました。子供達ももちろんそうです。 毎日集会所から出られないので、うんざりしています。特にクラウスとユリウス兄弟は退屈した日々を送っていました。 「つまらないねぇ」「そろそろお外で遊びたいねぇ」 |
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| そんなある日、久しぶりにお日さまが顔を出しました。 クラウス達は喜んで、ガクルとイザークを誘ってその日、西の森の公園へ行く事にしました。 |
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| オーランドさんのお店の前を通ります。 子供達は元気に挨拶しました「オーランドさん、こんにちは!」 オーランド「やあみんな、おでかけかい?」 子供達「うん!久しぶりに公園へ行くんだ!」 オーランド「そうか、昨日までの雨で芝生が濡れているから、滑らないように気をつけるんだよ」 |
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| 子供達は公園に行く度に、公園で1度だけ出会った妖精と再び会う事を願っていました。しかし、あれから何度も西の森の公園へ行きましたが、会う事はできませんでした。 ユリウス「今日は妖精さんに会えるかなぁ?」 クラウス「どうだろう、あの日以来妖精さんは出て来てくれないからねぇ」 |
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| 公園につくと、ベンチに見なれないヒトがいました。 「あれれ?誰だろう」 「モーリッツさんかなぁ」 |
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| 近寄ってみると、どうやらモーリッツさんに似た別のヒトのようです。 彼はピクリとも動きませんでした。子供達は慌てふためきました。 クラウス「大変だ!!動かないよ!!」 ユリウス「誰か呼んで来て!」 ガクル「オーランドさんを呼んでくるよ!」 |
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| クラウスはガクルと一緒にすぐさまオーランドの元へ走って行きました。ユリウスとイザークはその人の傍らで待つ事にしました。 「し、しんじゃってるなんてこと、ないよねぇ‥」 ユリウスがそのヒトに触れようしました。 |
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| その瞬間、そのヒトが起き上がりました。 ユリウスは驚いて「ひゃっ」と声をあげてしまいました。 「ああ、驚かせてすまなかったね」 その人は落ち着いた様子で言いました。 「夜通し歩いてきて、今朝方この町へついたから、つい眠ってしまったようだ。」 |
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驚いていているユリウス達に彼はこう続けました。 |
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