フレデリーケです。 今日は私がそんな風景をお送りします。 |
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ここは、ヨハンのカフェです。 旗をとりつけたら、もう完成! |
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ここは、町の皆が住む共同住宅です。 ルイは、家庭栽培をやるのだとはりきっています。 |
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ここは…モーリッツとエレオノーラ夫妻のお家。でもまだ半分もできあがっていないようです。 エレオノーラが言っています。 |
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だけど、君はちっとも手伝ってくれないんだね… そう言いたいのを我慢し、モーリッツは作業に向かいます。 「ねぇモーリッツ、ちゃんと聞いている?壁は白と赤で、白い窓をつけてちょうだいね。屋根は青よ。お願いね」 |
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「じゃぁモーリッツ、後は頼んだわね。私、ちょっとお散歩してくるから」 「えっ!あぁ、まぁ、気をつけていってらっしゃい…」 エレオノーラに口うるさく言われるよりマシだという顔をして、モーリッツはエレオノーラが出かけるのを見送りました。 |
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さて、そうしている間にヨハンのカフェが完成したようです。 |
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ヨハン、とっても素敵じゃないの! 「ありがとうフレデリーケ。この僕のカフェは、あのニコニコマークから名前をつけて”cafe de nico”に決めたよ。どうだい、よかったら内装も見てみるかい?」 |
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「なかなか素敵だろう。オシャレな音楽をかけて、おいしいお茶を出すお店にしたいんだ。夜はバーにしてもいいかな、なんて思ったりしているんだよ」 ヨハンは念願のカフェを持つ事ができて、とっても嬉しそうです。 |
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すると、そこへ早速第一号のお客さんがやってきました。 「まぁヨハン、素敵なカフェができたわね!入ってもいいかしら?」 |
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「もう家は建ったんですか?共同住宅はほとんど完成したそうですけど」 「モーリッツさんのお手伝いはしなくていいんですか?」 |
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その頃、モーリッツは大変な事になっていました。 ああ、あぶなーーーーーーい。 |
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そんな事はつゆ知らず、エレオノーラは美味しいお茶をいただき、ヨハンと楽しい談話をしていました。 「早く家が建つといいですね」 |
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そのモーリッツは、というと… エレオノーラさん、お茶なんか飲んでないで、早く帰ってあげて下さい。モーリッツさんが大変です。 (フレデリーケ、今日の傑作の1枚です) |
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