集会所で子供達の面倒をみているシュテファニーとルドヴィカおばさんがインフルエンザにかかってしまいました。カタリーナおばさんは2人の看病をしなければならないし、何より子供達が集会所で遊んでいたら看病どころではありません。それに子供達にもインフルエンザがうつってしまいかもしれないとカタリーナおばさんは考えました。 | |
考えた末カタリーナおばさんは、その日バイトが休みで家にいるフレデリーケに子供達の面倒をみてくれないか頼む事にしました。 「悪いんだけど、今日1日子供達の面倒をみてやってくれないかしらね」 「え?私が?」 「西の森にでも連れて行って、子供達は適当に遊ばせておけばいいからさ。それにねフレデリーケ、こんな事を言うのは何だけど、おいしそうなパイがあるんだよ。で、どうかしらね」 |
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あ
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かくしてフレデリーケはパイとひきかえに子供達の面倒を見る事になったのです。 クラウス「フレデリーケお姉ちゃん、その箱なぁに?」 フレデリーケ「ん?何でもないのよ」 |
西の森の公園につくと、子供達はそれぞれ遊びはじめました。 女の子はどうやらおままごと、男の子は元気に走りまわっています。 |
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「うふふ、おいしそうなパイ…あ、私ったら!パイを切るカッターを忘れてきちゃったじゃないの!さすがにこの大きなパイにかぶりつくのは大変だわ…よし、ここからならヨハンのカフェはすぐそこ。ヨハンにカッターを借りてこよう!」 | |
フレデリーケが行くのも気付かず、子供達は夢中で遊んでいました。 「あれ?これなんだろ」 ベンチの陰でクラウスが何かを見つけました。 |
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それは、キラキラ透明のステッキでした。 |
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